定義
アレルギーとは、体が脅威と認識した物質に接触した際に起こす免疫反応です。プラスチックアレルギーは主に皮膚接触による皮膚症状として現れますが、吸入による呼吸器症状が出ることもあります。
重症度
アレルギー反応は軽度から重度まで幅があります。軽度の場合はかゆみや発疹などの皮膚症状にとどまりますが、重度になるとアナフィラキシーショックを起こし、生命に危険が及ぶことがあります。
引き金となる製品
クレジットカード、粘着テープ、使い捨て手袋など、日常生活で頻繁に触れるプラスチック製品がアレルギーの原因となります。また、プラスチックが溶けて発生する煙や蒸気を吸い込むことでも症状が出ることがあります。
主な症状
- 皮膚:かゆみ、赤み、発疹、湿疹
- 呼吸器:息切れ、咳、喘鳴(ぜんめい)
- 全身:めまい、血圧低下、アナフィラキシーショック
アレルギー検査
・皮膚プリックテスト:プラスチックのエキスを皮膚に少量投与し、反応を観察します。
・血液検査(in vitro):血中にプラスチック特異的抗体(IgE)が存在するかを測定します。
対策と応急処置
プラスチック製品との接触をできるだけ避け、代替素材(紙、ガラス、ステンレスなど)を使用しましょう。軽度の症状には抗ヒスタミン薬が有効です。重度の症状やアナフィラキシーが疑われる場合は、すぐにエピペン(アドレナリン自己注射器)を使用し、救急車を呼んでください。
