クラリチン(ロラタジン)の正しい使用方法

クラリチンはロラタジンという有効成分を含む市販薬のブランド名で、アレルギー症状の緩和に広く用いられます。体内に蓄積したヒスタミンをブロックし、目のかゆみ・充血・涙、くしゃみ、鼻水・鼻づまり、後鼻漏による喉の違和感、呼吸困難といったアレルギー症状を抑えます。FDAが1993年に承認し、じんましんや慢性皮膚疾患のかゆみ止めとしても処方されることがあります。

使用前の注意点

  1. 1. 医師の診断を受ける

    アレルギー症状に対してクラリチンが適切かどうか、既往歴や必要な検査を踏まえて医師に相談しましょう。

  2. 2. アレルギーや持病の有無を確認

    デスロラタジン、ロラタジン、フェニルアラニンに対するアレルギーがある人は使用しないでください。腎臓・肝臓疾患のある方、妊娠中・妊娠予定の女性、授乳中の方も服用は避けるべきです。6歳未満の子どもへの処方はまれです。

  3. 3. 薬剤相互作用に注意

    エリスロマイシンやシメチジンを含む制酸剤との併用は避けてください。相互作用によりロラタジンの効果が減弱または増強されます。

  4. 4. 主な副作用を把握

    口の渇き、眠気、倦怠感、頭痛が一般的です。眠気が強い場合は運転や重機操作を控えましょう。稀に声がかすれる、鼻が乾くといった症状も報告されています。

  5. 5. 重篤な副作用に備える

    混乱・錯乱、痙攣・震え、うつ状態、腰痛、激しい気分変動などが現れたら速やかに医師へ連絡してください。

  6. 6. 緊急時の対処

    視力低下、激しい腹痛・下痢、めまい・失神、不整脈、激しい不安・不眠、皮膚の発疹・腫れ、排尿障害、四肢の脱力、呼吸困難などの症状が出たら、直ちに救急医療を受けてください。

  7. 7. 用量を守る

    クラリチンは錠剤、溶解錠、チュアブルタブ、シロップの形で販売されています。通常は1日1回、5 mg(錠剤)または5 ml(シロップ)から10 mgを服用します。過剰摂取は危険です。小児用は体重や年齢に応じて調整されます。

  8. 8. 正しい保管方法

    錠剤は直射日光を避け、15〜30℃の涼しい暗所に保管してください。シロップは36〜75°F(2〜24℃)の範囲で保存し、開封後は指示された期間内に使い切りましょう。

  9. 9. 過量摂取時の連絡先

    過剰に服用した疑いがある場合は、すぐに救急医療機関へ向かうか、毒物管理センター(800‑222‑1222)へ連絡してください。

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