硫酸塩アレルギーの診断手順
食品の保存に広く使用されている硫酸塩(亜硫酸塩)は、アレルギーを持つ人が摂取すると危険な反応を引き起こすことがあります。以下では、硫酸塩アレルギーの兆候を確認し、正確に診断するための手順を紹介します。
診断の手順
- 皮膚や鼻の症状の確認
食後すぐにじんましんや鼻づまり、鼻水が出る場合は注意が必要です。じんましんは体全体に現れますが、特に胸部や喉にできやすいです。 - 頭痛や心拍数の変化に注意
食後すぐに前頭部の頭痛が起きたり、心拍が速くなり胸が圧迫感を伴う場合は、医療機関への受診が必要です。 - 症状の増悪を観察
硫酸塩への感受性は初回でなくても後に発症することがあります。一度反応が出ると、次回以降の摂取で症状が重くなることが多く、全人口の約5%が硫酸塩に対してアレルギーを持つと推定されています。 - アナフィラキシーショックの兆候
呼吸困難、胸の圧迫感、吐き気、過度の発汗など、重篤な症状が現れたらすぐに救急車を呼びましょう。これは緊急事態です。 - 応急処置の実施
硫酸塩に重度のアレルギーがあることが分かっている場合は、常にエピネフリン自己注射器(アドレナリン)を携帯し、症状が出たらすぐに使用します。エピネフリンがない場合は、ベナドリルなどの抗ヒスタミン薬を速やかに服用して症状の悪化を抑えます。
