軽度のアレルギーが引き起こす副鼻腔トラブル
アレルギーと副鼻腔の関係
慢性的または周期的に副鼻腔の痛み、圧迫感、鼻詰まりを感じる場合は、アレルギーが原因かどうかアレルギー専門医に相談しましょう。花粉、ラグウィード、刈り取ったばかりの草、ミルク、卵、ピーナッツバター、甲殻類などが代表的なアレルゲンです。アレルゲンに曝露されると体はヒスタミンを過剰に産生し、鼻腔や副鼻腔が腫れます。腫れた副鼻腔は排泄が妨げられ、粘液がたまりやすくなり、痛みや圧迫感、鼻づまりが生じます。さらに、過剰な粘液はウイルスや細菌の繁殖場となり、二次感染のリスクも高まります。
薬物療法
軽度のアレルギーで回避が難しい場合は、抗ヒスタミン薬の使用を検討してください。抗ヒスタミン薬はヒスタミン受容体をブロックし、鼻腔・副鼻腔の腫れを抑えます。市販のものもありますが、慢性的な症状には処方薬が必要になることがあります。ただし、抗ヒスタミン薬はヒスタミン産生を完全に止めるわけではなく、症状を約50%程度に軽減します。そのため、できるだけアレルゲンへの接触を避けることが最も効果的です。
使用上の注意
抗ヒスタミン薬を使用する際は、既往症を医師に伝えてください。心血管疾患を持つ方は心拍数の増加、喘息や慢性気管支炎、肺気腫の方は呼吸困難が起こることがあります。また、フェニルケトン尿症(PKU)の方は、アスパルテームを含む製剤に注意が必要です。不明点は薬剤師に相談しましょう。
自然療法の例
生姜のジュースを1日最大3小さじ(約15ml)摂取すると、鼻づまりが和らぎます。さらに、にんにく5片を熱湯で30分浸し、つぶしてから1/4カップの水で加熱し、蒸気を吸い込みます。にんにくの抗菌作用で副鼻腔内の細菌を抑え、粘液を緩めて排出しやすくします。必要に応じて1日1〜2回繰り返してください。
