蜂刺されアレルギーの緊急対処と治療法

ペンシルベニア州立大学によると、毎年蜂刺されによる重篤なアレルギー反応で死亡する人数は、ヘビに噛まれる人数を上回ります。蜂に刺されやすいアレルギー体質の人は、生命を脅かす症状が出る可能性があるため、事前の備えが重要です。以下では、主な対処法と予防策を紹介します。

エピペン(EpiPen)による緊急処置

蜂刺されでアナフィラキシーショックを起こした場合、最も効果的なのはエピペンです。エピペンは、太ももの外側に自己注射できる強力なアドレナリン製剤です。刺されたことに気付したら、シールをはがし、針を露出させて太ももに素早く注射します。症状は数分以内に軽減し、最大でも15分ほど持続します。その後すぐに119(米国なら911)に連絡し、医療機関の受診をお願いします。

抗ヒスタミン薬(内服)

軽度のアレルギー反応で生命に危険が及ばない場合は、抗ヒスタミン薬で対処できます。市販されている最も効果的なものの一つがジフェンヒドラミン(商品名ベナドリル)です。中等度のアレルギー体質の人は、常に50 mg(通常は1錠)を携帯し、刺されたらすぐに服用します。効果は15分以内に現れ、約4時間持続するため、必要に応じて再度服用してください。

アレルギー免疫療法(ショット)

根本的な耐性をつくりたい場合は、アレルギー専門医に相談し、アレルギー免疫療法(アレルギーショット)を受けます。少量の蜂毒を徐々に増量しながら定期的に注射し、体が毒素に対して正常に反応できるようにします。必ず資格を有するアレルギストが実施してください。

以上の対策を組み合わせ、蜂刺されに備えることで、重篤なアレルギー反応のリスクを大幅に減らすことができます。

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