ラテックスアレルギーの兆候とリスク要因
原因
ラテックスアレルギーは、天然ゴムの樹液に含まれるタンパク質が原因で発症します。ラテックス製品(ゴム製玩具、風船、手袋、包帯、カテーテル、コンドームなど)に触れたり、ラテックス手袋をはずす際に発生する空気中の粒子を吸入したりすることで、症状が引き起こされます。
軽度の症状
軽い症状としては、皮膚のかゆみや発疹、赤くなった手などがあります。症状が進行すると、湿疹が出て水疱やひび割れが現れることもあります。軽度の症状は数日間にわたり徐々に現れ、時間とともに悪化することがあります。軽い呼吸器症状(咳や鼻水)を伴うこともあります。
重度のアレルギー反応
重篤なラテックスアレルギーは、アナフィラキシーショックを引き起こす可能性があります。嘔吐、脈拍の変化、意識喪失、めまい、喘鳴、下痢、呼吸困難などの症状が急速に現れ、数分から2時間以内に進行します。また、血管浮腫(皮膚下の腫れ)も見られます。
リスクが高い人々
誰でもラテックス感受性になる可能性がありますが、特に以下の人はリスクが高いとされています。
- 医療従事者やゴム製造業など、ラテックスに頻繁に触れる職業の方
- 過去に手術を多数受けた人(例:脊髄披裂症の患者)
- 他のアレルギー歴がある人
ラテックス感受性が疑われる場合は、速やかに医師の診断を受け、適切な対策を講じることが重要です。
