寝たきりのアルツハイマー患者への着替え介助ガイド

必要なもの

  • 衣類(上着・下着)
  • 下着/失禁用パッド
  • 靴下
  • 使い捨て手袋(任意)

手順

  1. 着替えに必要な衣類と下着をすべて揃え、取り出しやすい場所に置く。使用順に並べ、まず失禁用パッドや下着、次にパンツ、アンダーシャツ/ブラ、シャツ、靴下の順に積む。

  2. カーテンやドアを閉めて、患者さんのプライバシーを確保する。

  3. 必要に応じて使い捨て手袋を着用する。

  4. ベッドの高さを自分の腰の高さに調整し、前かがみを防いで背中への負担を軽減する。

  5. 介助側のベッドレールを下げ、患者側のレールは安全のために上げたままにする。

  6. 患者の状態が許す場合は、ベッドのヘッド部分を上げて座位に近い姿勢にする。

  7. 下半身の衣類(パンツ・下着)を取り外す。前のボタンやジッパーを外し、患者が自力で股関節を持ち上げられるよう指示する。必要なら第二の介助者がサポートし、弱い側は最後に脱がす。

  8. 失禁用パッドを外す際は、粘着タブをはがし、患者を横向きに転がす。転がす際は背中の下に「ドロースシート」を置き、手袋をした介助者が自分の側から優しく引く。新しいパッドを下に置き、再び仰向けに戻してタブを固定する。

  9. 清潔なパンツや下着を装着する。足を一本ずつ通し、膝を曲げたまま布を足に通して股関節を持ち上げ、ウエストまで引き上げてボタンやジッパーを留める。

  10. 上半身の衣類(ガウン、シャツ、アンダーシャツ、ブラ)を取り外す。前のボタンやジッパーを外し、頭と肩を片手で支えながら袖から腕を抜く。必要なら第二の介助者が手伝う。

  11. 清潔な上着を着せる。患者の弱い側の腕を先に袖に通し、残りの袖も同様に入れる。衣類が頭を通す場合は、両腕を袖に入れた後、ゆっくりと頭上から引き上げる。装着後はベッドに戻し、ボタンやジッパーを留める。

  12. 靴下を脱がせる。片方の靴下の上部をつかみ、足元へゆっくりと引き下げる。もう一方も同様に行う。

  13. 清潔な靴下を履かせる。まず靴下を裏返し、つま先から足に滑らせる。短めの靴下を選ぶと楽になる。足がむくみやすい場合は、やや大きめのサイズを使用し、縫い目は外側に向けて圧迫や床ずれを防ぐ。

  14. 患者をベッドで快適な姿勢に整え、他に必要なケアがないか確認してから部屋を離れる。

  15. 使用した手袋を外し、適切に処分する。

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