認知症の症状や行動はどのようなものですか?
認知症は徐々に思考力や判断力が低下していく疾患です。症状は人それぞれですが、進行段階ごとに共通してみられる行動や注意すべき点があります。
初期の行動
- 同じ話を繰り返すことが増える。
- 金銭管理が困難になる。
- 気分や性格が変化しやすくなる。
初期の懸念点
- 恐怖感から症状を隠すことがあるため、家族は辛抱強く観察し、適切にサポートする必要があります。
中期の行動
- 方向感覚が失われ、場所や時間の認識が混乱する。
- 協調運動が困難になり、転倒しやすくなる。
- 運転ができなくなり、日常生活の自立が徐々に低下する。
中期の懸念点
- 徘徊や転倒のリスクが高まるため、ドアの施錠や浴室に手すりを設置するなど安全対策が重要です。
後期の行動
- 自己管理能力、記憶、判断力がさらに低下する。
- 失禁や会話不能、寝たきりになることが多くなる。
後期の懸念点
- 攻撃性、妄想、幻覚といった精神症状が顕在化し、認知機能の低下以上に介護者の負担となります。
