アルツハイマー病の最終段階:症状と介護のポイント

アルツハイマー病は全7段階に分けられ、最初の段階は症状が全く見られない状態です。最終の第7段階は最も進行した状態で、患者は死亡するまで24時間体制の介護が必要となります。

重要性

アルツハイマー協会は第7段階を「非常に重度の認知機能低下」と定義しています。米国だけでも500万人以上が罹患しており、老年期認知症の原因の半数以上を占める致命的な疾患です。脳細胞が徐々に破壊されるため、進行性で根治は不可能です。

記憶障害

最終段階の患者は時間や場所の感覚が失われ、身近な家族や友人さえ認識できなくなることがあります。瞬間的に記憶が途切れ、返答すら困難になることが多いです。

言語能力の喪失

言葉を話す、聞く、理解する能力が著しく低下します。身近な物の名称すら思い出せず、問題解決や論理的な思考もできなくなります。

運動機能の低下

自力で食事を摂ることができず、排泄管理も困難になるため、成人用おむつが必要になります。最終的には歩行や座位すら保てず、関節が硬直し、嚥下障害も現れます。

介護者の負担と対策

マヨクリニックの専門家によると、介護者は愛する人が機能低下していく様子に強い罪悪感や疲労感を抱きやすく、24時間体制の介護は肉体的にも精神的にも大きな負担となります。介護疲れを防ぐためには、地域のデイサービスや在宅介護支援、レスパイトケア(一時介護)を利用し、医師や病院のソーシャルワーカーに相談することが重要です。

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