アルツハイマー病を遅らせる脳ゲームの選び方

2006年に診断されたアルツハイマー病患者は2,600万人以上で、今後40年でその数は4倍になると予測されています。近年の研究では、定期的にコンピュータ化された脳ゲーム「ジム」を利用することで、健康な脳を維持できるだけでなく、初期症状のある患者の記憶力、注意力、認知処理能力が測定可能なほど向上することが示されています。「使わなければ失う」という格言は、身体だけでなく脳にも当てはまります。

脳ゲーム選びのポイント

  1. 様々なタイプのパズルや謎、チャレンジ、レベルが揃っているゲームを選びましょう。腕を一本だけ鍛えるように、脳の一部だけを鍛えてはいけません。クロスワードや数独が好きでも、記憶テスト、手と目の協調、空間認識、簡単な計算、視覚・聴覚の鋭敏さ、論理問題などを組み合わせてバランスよく取り組むことが重要です。

  2. 自分にとって最も快適で手軽にプレイできるプラットフォームを選びます。Wii用の『Big Brain Academy』やNintendo DSの『Brain Age』などのコンソールゲーム、PC向けのソフトウェア『MindFit』やオンラインサービス『MyBrainTrainer.com』『FitBrains.com』など、利用環境に合わせて選択してください。

  3. 継続的に取り組む覚悟を持ちましょう。身体のトレーニングと同様に、脳も定期的な運動が必要です。週3回、1回10〜40分を目安にプレイすることが推奨されます。研究で示された改善は、数か月にわたる定期的な利用が前提となっています。

  4. 予算を確認します。オンライン会員制のサービスは年間約30ドル、PC向けの高度なプログラムは130ドル以上と価格は様々です。WiiやNintendo DSのゲームは20〜30ドル程度ですが、ハードウェアを新たに購入する場合はさらに費用がかかります。

  5. ご家族や介護対象者の現在のスキルレベルを評価し、初心者でも楽しめ、徐々にステップアップできるゲームを選びましょう。新しいことを学ぶことで脳内に新たな神経回路が形成されます。

    全世界で1億人以上がアルツハイマー病と診断される将来を見据え、精神的な運動と認知健康の関係はさらに研究が進むでしょう。長寿化が進む中、コンピュータ脳ゲームは生活の質を保つ有効な手段となり得ます。

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