壊疽性盲腸炎とは何ですか?
壊疽性盲腸炎とは
壊疽性盲腸炎は、盲腸(虫垂)が血流障害により組織壊死(壊疽)を起こした重度の炎症です。生命に関わる合併症を防ぐため、緊急手術が必要です。
盲腸炎の基本
盲腸炎は、結腸の付属器官である盲腸が炎症を起こす病気です。盲腸が便や異物で閉塞すると、細菌が増殖し感染が進行します。炎症に伴い腫脹し、組織が損傷します。
壊疽が起こるメカニズム
炎症が進行し血流が遮断されると、盲腸の組織は酸素供給が途絶えて壊死します。これが壊疽性盲腸炎です。壊疽が進むと盲腸が穿孔し、腹腔内に感染が拡散(腹膜炎)する危険があります。
主な症状
症状は通常の盲腸炎と同様です。右下腹部の鈍痛・鋭痛の増強、悪心・嘔吐、食欲不振、発熱、下痢または便秘が見られます。壊疽があると炎症が激しく、壁が薄いため穿孔のリスクが高まります。
診断と治療
盲腸炎が疑われ、特に壊疽の可能性がある場合は速やかな診断と治療が不可欠です。超音波やCTで盲腸の状態を評価し、外科的に盲腸摘出術(盲腸切除)を行います。感染巣や膿瘍がある場合は同時に除去します。
早期の診断と手術により合併症リスクが低減し、回復がスムーズになります。
