スピルリナは関節炎に効果がありますか?

スピルリナは、中央・南米やアフリカの温暖で弱アルカリ性の淡水湖に自然に生育し、米国・メキシコ・インドでも養殖されている青緑藻です。栄養補助食品として高い評価を受けています。

歴史

9世紀のチャド(中央アフリカ)では、住民がスピルリナを採取し、乾燥させてケーキ状にして食べていました。その伝統は現在も続き、アステカやアメリカ大陸の他の部族も栄養価の高い食料として利用していました。NASAは宇宙旅行用の食料として検討し、WHOは栄養不良の子どもへの補給を推奨しています。

特徴

スーパーフードと呼ばれるスピルリナは、必須アミノ酸すべてを含む完全タンパク質が豊富です。また、オメガ3系脂肪酸の供給源であり、微量ミネラル、鉄、ビタミンB群、ビタミンD・Eも含まれます。

機能

スピルリナ特有の青色色素フィコシアニンは強力な抗酸化剤で、結合組織の細胞を保護します。キューバの研究者がマウスに関節炎を誘発した後、スピルリナを投与したところ、膝関節の炎症が逆転したと報告されています。これはフィコシアニンの作用と考えられています。

効果・利点

免疫強化効果も期待されます。2008年のトルコの研究では、スピルリナがアレルギー性鼻炎に有効であることが示され、欧州耳鼻咽喉学アーカイブに掲載されました。また、HIV陽性児に対する研究でも良好な結果が得られています。

注意点

スピルリナは粉末や錠剤で販売されていますが、水質汚染(特に重金属)により製品の安全性が左右されます。信頼できるメーカーから購入することが重要です。

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