関節リウマチの手・腕エクササイズガイド
手と腕の筋力強化
関節リウマチ患者にとって、関節を強くし柔軟性を高めるエクササイズは痛みの軽減に役立ちます。激しいトレーニングは必要ありません。握力ボールや握力強化器具を使って、手が空いているときに握るだけでも筋力がつき、関節への負担が減ります。
もう一つの有効なエクササイズはリストカールです。前腕の背側を平らな面に置き、手先を端から垂らした状態で手首を自分側に巻き上げます。ダンベルや抵抗バンドを使うと負荷を調整できます。
可動域と柔軟性の向上
関節の可動域が狭いと、過伸展や捻挫のリスクが高まります。手首や指の柔軟性を保つことで、炎症や変形の予防につながります。
ストレッチ例:手のひらを下に向け、指先で手のひらの底に触れるように前方に曲げ、次に後方へ戻します。ゆっくりと前後に動かし、もう片方の手で軽く押さえて伸ばすと効果的です。その後、手首を両方向に円を描くように回します。次に拳を作り、指をできるだけ広げて背屈させます。これを両手で数回繰り返します。
実施上の注意点
運動を始める前に必ず医師に相談し、症状が悪化しないか確認してください。痛みが出たり関節炎が再燃した場合はすぐに中止し、安静にしてください。軽い運動は関節を柔軟に保ちますが、過度な負荷は逆効果になることがあります。関節が痛むときは、可動域を制限するサポーターを使用し、痛みが和らぐまで無理をしないようにしましょう。
