脊椎関節炎の理学療法
理学療法の選択肢
筋肉の不均衡は脊椎関節炎の主な原因で、姿勢の乱れや首・背中の痛みを引き起こします。骨の変性やカルシウム沈着、過去の外傷・手術、椎間板ヘルニアや骨棘も要因となります。
根本的な治癒法はありませんが、理学療法は痛みの軽減、可動域の改善、筋力強化に有効です。主な療法は以下の通りです。
インバージョン療法
体を逆さまにすることで脊椎関節の圧迫を緩和し、関節へのストレスを軽減します。
筋バランス療法
骨盤と脊椎の安定性を高め、関節や椎間板への摩耗を抑えるエクササイズを行います。
トリガーポイント療法
筋肉の緊張点(トリガーポイント)を解除し、筋機能を回復させることで疼痛を緩和します。
温熱療法(ヒーリングヒート)
深部熱を利用して関節の痛みを和らげ、可動域を広げます。
水中運動と水治療
特に水泳は関節周囲の筋肉を強化し、硬直や痛みを軽減する効果があります。水の浮力により脊椎への荷重が減少し、関節にほとんど負担をかけずにエクササイズが可能です。
カイロプラクティックと牽引療法
症状が重い場合、カイロプラクティックによる背骨の調整が首や腰の痛みを和らげることがあります。また、低負荷の牽引療法は関節をゆるめ、痛みの軽減に役立ちます。
