関節炎に対する超音波療法の効果と実施方法
超音波療法とは
超音波療法は、音波を利用して関節炎や筋肉・軟部組織の損傷を治療する非侵襲的な手法です。超音波装置から発生した音波を、装置に接続されたワンドで痛みのある部位に当てます。治療は通常、4〜6週間を目安に、週に1〜2回行われますが、症状に応じて頻度を調整します。
治療の流れ
施術は理学療法士または作業療法士が行います。患者は治療部位に応じて仰向けまたはうつ伏せに寝ます。痛みのある部位にジェル状の導電剤を塗布し、ワンドをジェル上でやさしく動かします。音波はワンドから皮膚・組織へと伝わり、低周波は深部まで、高周波は表層に届きます。治療中は軽い脈動感や温かさを感じることがあります。
効果
音波が組織内で熱を生み、血流を促進することで関節炎の痛みが緩和され、腫れが軽減されます。
治療頻度と安全性
痛みの程度により、最初の1週間は1日1回のセッションが行われ、その後は週1〜2回に減らすことが一般的です。超音波療法は非侵襲的で比較的安全ですが、以下の場合は施術を避ける必要があります。
- 妊娠中で腹部に施術する場合
- 開放創、切り傷、骨折部位
- 目、乳房、性器付近
必ず資格を持つ専門家に施術を依頼してください。
