関節炎の総合的な治療法
鍼灸
鍼灸は変形性関節症(骨関節症)の症状緩和に有効とされていますが、リウマチには効果が期待できないとされています。西洋医学と併用することで、時間とともに痛みが軽減し、薬への依存度を下げることができます。古来の治療法である鍼灸は、関節炎が乱すと考えられる体内エネルギーのバランスを整えるとされています。
マッサージ
マッサージは炎症そのものを治すわけではありませんが、周囲の筋肉をリラックスさせることで痛みを和らげます。血行促進により栄養素や酸素が全身に行き渡り、組織修復を助けます。また、デトックス効果やストレス軽減効果も期待でき、身体的な痛みからくる不安感の緩和にも役立ちます。
軽い運動
関節が痛むときに運動は逆効果に思えるかもしれませんが、適切な運動は関節炎患者にとって有益です。水中療法は関節に負担をかけず、温かい水のリラックス効果も得られます。ヨガやストレッチは軽い負荷で筋力と柔軟性を高め、ジョンズ・ホプキンズ関節炎センターの調査でも関節機能の改善、可動域の拡大、精神的・感情的な健康向上が報告されています。
NSAID(非ステロイド性抗炎症薬)以外の選択肢
市販のイブプロフェンやナプロキセンなどのNSAIDは多くの人が利用しますが、代替として甲殻類由来のグルコサミン硫酸塩や軟骨成分のコンドロイチン硫酸塩が提案されています。ホリスティック医療の提唱者であるアンドリュー・ワイル博士は、1日あたり1500 mgのグルコサミン硫酸塩、または1200 mgのコンドロイチン硫酸塩の摂取を推奨しています。
その他の炎症抑制策
インド料理でよく使われるターメリックは、ワイル博士が「強力な炎症抑制剤」と評価しており、カプセルでの摂取が推奨されています。生姜も同様に、カプセルやアルコール抽出物として利用でき、飲み物にすれば簡単に摂取できます。例として、生姜茶は根をすりおろした小さじ半を沸騰した水1カップに入れ、10分以上浸した後に根をこして飲むと効果的です。
