多角関節炎とは?
多角関節炎は、関節リウマチの一種で、5関節以上に痛みや腫れが生じます。成人だけでなく小児にも発症し、膝などの大関節だけでなく、手指や足、首、顎の小関節にも影響を及ぼすことがあります。
原因
- ウイルス感染(例:パルボウイルスB19)
- 細菌感染やライム病
- 甲状腺機能亢進症
- 先天性異常
特徴
- 対称性が高く、左右同じ関節に同時に症状が出ることが多い(例:両手首)。
診断
リウマチ専門医が問診・身体検査を行い、血液検査や画像診断(X線、MRI 等)で原因を特定します。原因が分かれば、より適切な治療計画を立てることが可能です。
専門家の見解
小児においてパルボウイルスB19や特発性(原因不明)の多角関節炎が疑われる場合、免疫グロブリン療法が症状改善に有効であると、2003年にドイツ・リューベック医科大学小児科が実施した研究で報告されています。
治療法
治療は原因に応じて選択されますが、一般的には以下の方法が用いられます。
- 温熱療法
- 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
- 感染が原因の場合は抗生物質
- 関節の固定・安静
- 免疫抑制剤による免疫調整
