関節炎に対する熱水療法の効果と実践方法
熱水療法は、関節炎、とくにリウマチ性関節炎の痛み、腫れ、こわばりを和らげるために、温かい水(時には温冷交互)を利用する治療法です。リウマチ性関節炎は自己免疫性の炎症性疾患で、主に手足の小関節に影響します。一方、変形性関節症は時間とともに大関節の軟骨がすり減る病です。
温水プール
温水プールは温めた水で満たされ、浸かるだけでなく、関節の可動域を広げるエクササイズや筋力トレーニングに利用できます。
浸浴(バス)
浸浴では、対象の部位を温水または冷水に入れます。変形性関節症・リウマチ性関節炎のどちらでも、冷水は炎症を抑え、温水は痛みとこわばりを緩和します。
温湿布
温湿布は、温めた湿ったタオルやホットパックを痛む部位に当てる方法です。タオルで巻くか、直接置くだけで効果があります。
ジェットバス・ホットタブ
ジェットバスやホットタブは、噴射される水流や気泡で関節や圧迫点をやさしく刺激し、血行を促進します。
サウナ・スチームバス
サウナは乾熱、スチームバスは湿熱です。どちらも体内の老廃物除去に役立ち、慢性的なリウマチ性関節炎に有効とされています。ただし、痛みが新たに出たばかりの場合は使用を控えてください。
注意点
熱水療法を始める前に必ず医師と相談し、関節炎の種類に合った治療か確認してください。全身を長時間浸すことは避け、過熱しないように時間を制限しましょう。
