治療の目標

強直性脊椎炎は完治できないため、疼痛の軽減と炎症のコントロールが治療の主目的です。

第一選択薬

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)――イブプロフェンやロキソプロフェンなどが最初に使用されます。COX-2選択阻害薬(例:セレコキシブ)も早期に用いられます。

高度な治療

症状が進行した場合は、疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARD)――スルファサラジン、メトトレキサート、ステロイドなどが使用されます。さらに、腫瘍壊死因子(TNF)阻害薬――エタネルセプト、インフリキシマブ、アダリムマブなどが有効です。

副作用

NSAIDsは胃腸障害を引き起こすことがあります。DMARDは頭痛、吐き気、膨満感、口内潰瘍などの症状が出ることがあります。TNF阻害薬は感染症(特に結核)や、がんリスク増加の可能性があります。

代替療法

運動、マッサージ、鍼治療、温熱・冷却療法、カイロプラクティック、ヨガ、電気刺激療法などは、薬物療法と併用することで症状緩和に役立つとされています。