肩関節リウマチに対する理学療法ガイド
リウマチ性関節炎(RA)は関節と周囲組織に炎症を起こす疾患で、肩にも影響を及ぼすことがあります。原因は不明で根本的な治癒法はありませんが、薬物療法と併せて理学療法が症状管理に有効です。
可動域エクササイズ
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毎日、可動域エクササイズを行い柔軟性を回復し、肩の痛みを軽減します。
・肩外転:椅子に座り、腕を体側に下げた状態から、親指を上に向けて手のひらを前にしながら腕を横に上げます。肩の高さまで持ち上げ、3秒間保持してからゆっくり戻します。5〜20回繰り返します。
・頭上挙上:椅子に座り、硬直した腕をテーブルに軽く乗せます。前方に体を倒し、腕がテーブル上で滑るようにします。頭をテーブルに近づけて肩のストレッチを感じ、最低位置で10秒保持し、5回繰り返します(ワシントン大学整形外科の指導)。
・横方向ストレッチ:硬直した肩側に腕を横に伸ばし、反対側の手で肘を引っ張って伸ばします。10秒保持し、5回繰り返します。
温熱・冷却療法
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熱と冷却を組み合わせて肩の硬直と痛みを和らげます。
・冷却:氷嚢や冷凍野菜をタオルで包み、肩に当てます。直接皮膚に当てず、20分以内にとどめ、凍傷を防ぎます。次の治療前に皮膚が常温に戻るのを待ちます。
・加温:温熱パッドやジャグジーなどで肩を温めます。こちらも20分以内にとどめ、寝ている間の使用は火傷リスクがあるため避けます。
・施術後のケア:皮膚の腫れや変色がないか確認し、乾燥させた後に軽く肩を屈伸させて硬直を防ぎます。
これらのエクササイズと温熱・冷却療法は、医師や理学療法士の指導のもと、継続的に行うことが重要です。
