関節リウマチの膝装具選びと使用のポイント

関節リウマチは関節の裏側に炎症と痛み、こわばりを引き起こす自己免疫疾患です。米国では約130万人が罹患しており、発症は主に25〜55歳で、女性が男性の約2倍の割合で発症します。膝は関節リウマチで最も影響を受けやすい部位のひとつで、多くの患者が膝装具(ブレース)で症状緩和を図ります。

膝装具の選び方

関節リウマチ用の膝装具は、主に関節にかかる圧力を軽減する「アンローダー」タイプが知られています。装具は以下の目的で使用されます。

  • 関節の保護と保存
  • 膝の正しいアライメント(配列)の維持
  • 痛みの軽減と可動域の改善

装具の種類は、支える部位によって次のように分かれます。

  • 外側サポートブレース(外側/内側ブレース):膝の外側に安定性を与え、荷重を分散します。
  • 内側サポートブレース:膝の内側を支え、内側への圧迫を軽減します。
  • 膝蓋骨(パテラ)サポートブレース:膝蓋骨の後方を支え、膝蓋骨軟骨症や前十字靭帯の負担を減らします。

素材はプラスチック、金属、エラストマー(伸縮性素材)、メッシュ、編み布などがあり、患者の快適さや使用シーンに合わせて選べます。

医師・専門家への相談

自分に最適な膝装具を選ぶためには、必ず主治医や理学療法士と相談してください。専門家は、装具の装着感やサポート力を評価し、最適なモデルを提案してくれます。また、装具だけでなく、理学療法や薬物療法と組み合わせることで、関節リウマチによる膝の痛みを総合的に管理できます。

治療オプションをすべて把握し、医師と十分に話し合うことが、健康と生活の質を保つ鍵となります。

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