レミケード(インフリキシマブ)治療に伴う副作用と注意点
概要
レミケード(インフリキシマブ)は、関節リウマチ、クローン病、重度の乾癬などの治療に用いられる静脈内投与薬です。FDAの臨床試験によると、投与された患者の約20%が何らかの副作用を経験します。
主な副作用
- 腹痛・胸痛、咳、めまい、失神、発熱、紅潮、頭痛、蕁麻疹、かゆみ、筋肉痛、鼻づまり、嘔吐、息切れ、喉の痛み、胸部圧迫感、倦怠感、疲労感、喘鳴など。
重大なリスク
免疫抑制作用により、結核、アスペルギルス症、リステリア症、肺胞症などの重篤な感染症リスクが高まります。また、リンパ系、乳房、皮膚、結腸、肺の腫瘍発生リスクとの関連が指摘されています。
薬物相互作用
自己免疫疾患治療薬のエタネルセプトと併用すると、感染症リスクがさらに増加します。
使用上の留意点
動物実験で胎児への有害性が確認されているため、妊娠中の使用は原則禁忌です。以下の既往歴がある場合は、使用前に医師と十分に相談してください。
- 血液・骨髄疾患、コクシジオイデス症、糖尿病、ギラン・バレー症候群、肝炎、ヒストプラズマ症、肝疾患、多発性硬化症、てんかん、がん、慢性閉塞性肺疾患、心疾患、心不全、結核など。
