自閉症の子どもと安心して飛行機に乗るためのポイント
はじめに
自閉症の子どもは新しい環境や人混みで過剰に刺激を受けやすく、騒音や光に疲れやすく、泣きながらの「メルトダウン」になることがあります。空港の混雑や長時間のフライトは特に大変です。事前に体験を説明し、シンプルなルールを作ることで、子どもが安心して飛行機に乗れるようにしましょう。
必要なもの
- 写真(飛行機や空港の画像)
- 絵本
- 映画やアニメ
- CDプレーヤーと好きなCD
- イヤホン
- ポータブルDVDプレーヤーとDVD
- 好きなスナック
飛行機に乗るまでの手順
出発の少なくとも1週間前に航空会社へ連絡し、子どもが自閉症であることを伝えます。多くの航空会社は障がい者対応の研修を実施しており、必要に応じて事前に模擬フライトを提供してくれる空港もあります。
飛行機や空港の写真、絵本、映画やアニメを見せて、視覚的にイメージさせます。
出発の1週間前から、空港の入り口、列に並ぶこと、搭乗、座席での過ごし方を順を追って説明します。音や光、匂いなど具体的に伝え、過度に詳細に語りすぎず、文字通り受け取られることを考慮します。
機内で話してはいけない話題(事故、テロなど)をシンプルに伝え、他の乗客への配慮を教えます。
フライト中に子どもが集中できるよう、おもちゃや好きな音楽・映像を用意します。CDプレーヤーやポータブルDVDプレーヤーは特に有効です。
機内持ち込みのスナックについて航空会社に確認し、子どもの好きな食べ物を数点用意します。
搭乗時に客室乗務員に子どもが自閉症であることを伝え、できれば隣の席が少ない場所をリクエストします。近くに座る必要がある場合は、状況を説明して協力を得ましょう。万が一メルトダウンが起きても、乗務員は理解してくれる可能性が高くなります。
