自閉症(ASD)の主な特徴は?
自閉症スペクトラム障害(ASD)の主な特徴
自閉症スペクトラム障害は、社会的相互作用・コミュニケーション・行動の3つの領域で持続的な困難が見られる発達障害です。以下に、代表的な特徴を6つにまとめました。
1. 社会的相互作用の困難
他者の表情やジェスチャーといった社会的手がかりを読み取るのが難しく、感情表現や友人関係の構築に課題があります。
2. コミュニケーションの課題
言語の発達が遅れたり、言葉以外の非言語的なやり取り(視線・身振り)がうまくできないことがあります。また、会話の文脈や暗黙のルールを理解しにくいことも特徴です。
3. 限定的・反復的な行動・興味
同じ動作を繰り返す(揺れる、手を叩くなど)や、特定のテーマに強い関心を抱き続けることがあります。
4. 感覚処理の違い
光、音、触覚、味覚、嗅覚などの感覚刺激に対して過敏または鈍感で、環境に対する不快感やストレスを感じやすいです。
5. 認知的な特性
視覚・空間認識や細部への注意力に優れる一方で、計画や時間管理といった実行機能に課題が見られることがあります。
6. 発達の遅れ
運動スキル、言語、社会性など、複数の発達領域で遅れが見られることがありますが、程度は個人差が大きく、成長とともに変化します。
自閉症はスペクトラム障害であり、症状や特徴は人それぞれです。すべての項目が現れるわけではなく、軽度から重度まで幅広いバリエーションがあります。
