胸椎椎間板膨出症の治療法

胸椎椎間板膨出(胸椎ヘルニア)は、背中の中部から上部にかけて、椎間板内部のゼリー状の核が周囲の結合組織を突き破って突出する状態です。長時間の同じ姿勢や前方に腕を伸ばす動作などが原因となり、違和感や痛みを伴います。

胸椎椎間板膨出の症状

  • 姿勢の悪さや運転時に腕を前に伸ばすなどの繰り返し動作で痛みが出やすくなります。
  • 胸部や背中側部に局所的な痛みが生じ、場合によっては胸壁まで放散します。
  • 椎間板が脊椎自体を圧迫すると、臀部や脚に弱さや痛みが現れることがあります。

胸椎椎間板膨出の治療

  • まずは医師の診察を受け、必要に応じて全脊椎のMRI検査で病変部位を確認します。
  • 診断後は炎症と痛みを抑えるため、患部へのステロイド注射や、市販の鎮痛・抗炎症薬(例:アレブ)を使用します。
  • 患部に20分間のアイスパックを4〜6時間ごとに当て、腫れと痛みを軽減します。
  • 理学療法士の指導のもと、胸椎への負担を減らすストレッチやエクササイズを行い、安静を保ちます(数日間の休養が推奨されます)。
  • 保存的治療で改善しない場合は、内視鏡下レーザー微減圧椎間板切除術などの低侵襲手術が選択肢となります。レーザーで椎間板の一部を除去し、神経への圧迫を軽減します。
  • 治療方針は医師と十分に相談し、リスクとメリットを比較して決定してください。

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