血管造影の手順と概要

血管造影の手順

  1. 準備

    • 血管造影を行う前に、血液の凝固能を調べる血液検査を実施します。結果が出るまで2〜3時間かかりますが、その間に医師が手順の詳細を説明し、疑問点に答えます。検査結果が正常であれば手術を進め、異常があれば延期することがあります。

  2. X線撮影法

    • 鼠径部または腕に小さな切開を行い、細長いカテーテルを血管内に挿入します。カテーテルを目的部位まで進めたら、造影剤を注入して血管を映し出します。リアルタイムでモニターに映るX線画像を医師が確認し、血管壁の閉塞状況を評価します。手技は通常1〜2時間で完了します。

  3. 血管形成術(手術的手技)

    • 血管造影は、冠状動脈や下肢、脳の動脈閉塞を除去する血管形成術のガイドとしても利用されます。カテーテルで造影剤を注入し閉塞部位を可視化した後、バルーンカテーテルやステントを用いて血管を拡張し、再閉塞を防ぎます。開胸手術に比べ侵襲が少なく、回復も早いのが特徴です。

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