レイノー現象の症状と対策
レイノー現象は主に女性に多く見られ、適切に治療しないと重篤化する可能性があります。診断は血液検査、身体検査、寒冷刺激テストなどで行われます。
診断・概要
レイノー現象は、寒さや強い感情刺激に対して、主に指先の血管が過度に収縮し、血流が途絶えることで色の変化が起こる疾患です。レイノー現象が単独で起こる場合は「レイノー病」と呼び、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス(SLE)、硬皮症など他のリウマチ性疾患と併発する場合は「レイノー現象」と呼ばれます。
症状
最も一般的で初期の症状は指先の色変化です。寒冷や強い感情刺激を受けると、まず血管が収縮して指が白くなり、続いて酸素供給が不足し青く変色します。血管が再び拡張すると、血液が急速に戻り指は鮮やかな赤色になります。この一連の変化は刺激が除去されるまで繰り返されます。
影響
発作が終わった後には、指にズキズキする痛みや腫れ、赤みが残ることがあります。また、しびれや感覚が鈍くなる感覚(手がしびれたような感覚)も一時的に現れます。
予防・対策
レイノー現象の治療は、トリガーとなる要因を回避することが中心です。医師は常に手を寒さから守り、感情的なストレスを避けるよう指導します。手指の外傷、特に切創は出血が多くなる可能性があるため注意が必要です。また、他の疾患の薬剤が原因である場合は、医師が薬剤の変更を行います。
注意点
レイノー現象は放置すると重篤化する恐れがあります。発作ごとに症状が悪化し、血管が永続的に損傷すると指が細く脆くなります。血栓ができて血流が遮断されると、指の壊死や最悪の場合、切断が必要になることもあります。
