腕の血栓が引き起こす症状と対処法

血栓は体のほぼすべての部位で発生し、血流に乗って移動し、動脈や静脈に詰まります。腕に血栓ができた場合、すぐに気付くべき身体的症状が現れます。疑いがある場合は速やかに医療機関を受診してください。

血栓症(Thrombosis)

腕の動脈や静脈にできる血栓には様々な種類があります。その中でも、腕の深部組織にできる血栓は「深部静脈血栓症(DVT)」と呼ばれます。DVTは皮膚の赤みや腫れ、強い痛み、熱感を伴うことが多く、血栓の一部が剥がれて肺に流れることもあります。

塞栓症(Embolism)

塞栓症は、体の別部位でできた血栓が血流に乗って腕の動脈に詰まる状態です。腕の動脈が塞がれると、腕が脱力感を示し、皮膚が変色し、指や手全体が冷たく感じ、最悪の場合は腕全体の運動機能が失われます。

筋肉症状

血栓が腕にできると、腕の筋肉にも影響が出ます。筋肉の痙攣や筋力低下、しびれやチクチク感が現れ、進行すると完全な感覚麻痺に至ることがあります。

進行性症状

血栓の初期症状を放置すると、症状は悪化します。皮膚に水疱ができたり、潰瘍(皮膚潰瘍)が形成されたり、壊死した皮膚が黒く変色して広がります。最終的には皮膚がはがれ落ちることもあります。

影響と対策

腕に血栓ができると血流が阻害され、組織は酸素不足に陥ります。血液供給が止まった組織は回復できず、壊死が進行します。そのため、症状が現れたら速やかに医療機関での診断・治療が必要です。

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