敗血症の治療法

体は通常、感染に対して効果的な防御機構を持ち、健康を回復させます。しかし、敗血症になると、感染が全身に広がり命に関わる状態になります。年間75万人以上が敗血症と診断され、21.5万人以上が死亡しています。早期発見と積極的な治療が死亡率の低減に重要です。

敗血症治療の基本ステップ

  1. 感染源の除去と適切な抗菌薬の選択

    壊疽や重度のやけどなど、外科的処置が必要なケースでは、手術による感染源のコントロールが不可欠です。

  2. 循環管理(血圧の維持)

    敗血症性ショックを防ぐため、低血圧に対して血圧上昇薬や輸液で循環を安定させます。

  3. 呼吸管理

    酸素化障害や呼吸不全が起きた場合、気管挿管や人工呼吸器による呼吸補助が必要です。

  4. 腎機能サポート(腎代替療法)

    尿量減少や腎不全の兆候がある場合、透析などの腎代替療法で腎機能を補います。

  5. 血糖コントロール

    重症敗血症では高血糖が頻発するため、インスリン投与などで血糖値を適正に管理します。

  6. 活性化タンパク質C(APC)療法の検討

    APCは一部の患者で栄養状態や炎症抑制に有望な効果が示されています。

  7. その他の支持療法

    鎮静、深部静脈血栓症予防、栄養管理など、患者の状態に応じた総合的なサポートを行います。

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