血中のどのレベルが骨軟化症や骨折治癒の遅延を引き起こす可能性がありますか?
ビタミンDと骨軟化症
骨軟化症は、新しく形成されたオステオイド(未石灰化の骨基質)の石灰化が不十分な状態を指します。
ビタミンDは腸管からのカルシウム吸収を促進し、骨の石灰化に必要なカルシウム供給を確保します。ビタミンDが不足するとカルシウム吸収が低下し、骨の石灰化が障害され、骨軟化症が発生します。
骨折リスクの増加
骨軟化症患者は骨折が起きやすくなることが知られています。
血中ビタミンDの目安
一般的に血清25(OH)ビタミンD濃度が20 ng/mL未満(50 nmol/L未満)になると骨軟化症リスクが高まります。適正範囲は30 ng/mL以上が推奨されます。
