ヘルニア椎間板に対して行うべき最善の対策
ヘルニア椎間板とは、背骨の間にある軟骨(椎間板)の外層が裂け、ゼリー状の髄核が弱い側へ押し出される状態です。髄核が神経根を圧迫すると激しい痛みが生じます。重い物を不自然に持ち上げる、転倒、交通事故などが原因で起こります。
ヘルニア椎間板がある場合、腰を曲げながら同時にねじる動作は絶対に避けてください。
1. 安静・アイス・温熱療法
まずは安静にし、症状が悪化しないようにします。発症後最初の48時間は氷で炎症と痛みを抑え、1回20分を目安に3〜4時間ごとに当てます。炎症が落ちたら温熱パッドなどで血流を促進し、治癒を助けます。
2. 薬物療法
炎症を抑えるために、イブプロフェン(Advil、Motrin)やナプロキセン(Aleve)などの非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)を服用します。痛みが強い場合は、医師の判断で経口ステロイドやコルチゾン注射が処方されることがあります。
3. エクササイズ
炎症と痛みが落ち着いたら、以下のようなストレッチ・筋力トレーニング・有酸素運動で血流を改善し、椎間板の酸素・栄養供給を高めます。
ウォーミングアップ
- 小さなトランポリンやマットの上で5分間足踏みする。
- ゴム製のエクササイズボール(無い場合はマットでも可)で同じ時間跳ねる。
ストレッチ
- 仰向けに寝て、右膝を胸に抱えて10回繰り返す。左足も同様に行う。
- 両膝を同時に胸に引き寄せ、背中と股関節を同時に伸ばす。
筋力トレーニング
- 膝を上げたまま背中を床に押し付け、臀部を締めることで腰と臀部の筋肉を鍛える。
これらの対策を組み合わせて実施すれば、ヘルニア椎間板の回復を促進し、再発リスクを低減できます。
