肩の石灰化腱炎と滑液包炎
肩の石灰化腱炎
肩の石灰化腱炎は、腱にカルシウムが沈着して起こる炎症と痛みです。痛みは軽度から激痛まで幅があり、肩の可動域が制限されたり、腕を肩の高さ以上に上げるのが困難になることがあります。メリーランド大学医学センターによれば、糖尿病などの慢性疾患を抱える人に多く見られます。
肩の滑液包炎
肩の滑液包炎は、関節周囲の小さな液体で満たされた嚢(滑液包)が炎症を起こす状態です。主な症状は、肩の前外側の痛み、腕を頭上に上げたときの痛み、肩の外側の腫れや熱感です。
診断
米国リウマチ学会によれば、腱炎・滑液包炎の診断は問診と慎重な身体診察が基本です。X線は腱や滑液包自体は映しませんが、カルシウム沈着を確認でき、骨や関節の他疾患を除外するのに有用です。
治療
根本原因に応じた治療法が選択されますが、まずは保存的療法として安静、冷却、抗炎症薬、適切なリハビリ運動が推奨されます。
専門家の見解
米国リウマチ学会の指摘によれば、肩のX線撮影でカルシウム沈着が見つかることは多いものの、ほとんどの場合は症状を伴わないことが多いです。
