上腕二頭筋腱・肘腱損傷からの回復方法
概要
上腕二頭筋の腱損傷は稀でありながら激しい痛みを伴います。上腕二頭筋は肩部に2本、肘部に1本の合計3本の腱で固定されています。腱が完全に断裂すると、筋肉の機能は約40%低下し、通常の動きが困難になります。このような損傷の回復には外科手術が不可欠です。
必要なもの
- 担当医師
- 外科医
手術治療の手順
医師の診断と手術の決定
まず担当医師に受診し、肘部の上腕二頭筋腱の断裂程度を診断してもらいます。高齢者や活動が少ない方は手術を選択しない場合もありますが、筋力と可動域を完全に回復させるためには多くの場合手術が推奨されます。
切開
医師は腱の位置近くに1〜2箇所の切開を行います。切開の数は損傷の程度や手術方法により異なります。
骨への穴あけ
腱が元々付着していた骨に小さな穴を数か所開けます。これらの穴は骨を貫通しない浅い位置に作られ、後の縫合のための固定点となります。
腱の固定
開けた穴に腱を縫合し、骨にしっかりと固定します。金属フックやスクリューで固定する方法もあり、手術前に医師とどちらが適切か相談してください。
切開部の閉鎖と固定
縫合が完了したら切開部を清潔にし、縫合糸で閉じます。その後、腕を固定具で immobilize し、腱と創部が十分に治癒するまで動かさないようにします。
リハビリテーション
医師の許可が下り次第、リハビリテーションを開始します。回復は緩やかに進むため、指示されたストレッチや筋力トレーニングを段階的に行い、最終的にフルレンジと筋力を取り戻します。
