胸鎖乳突筋とは何か?

解剖学

胸鎖乳突筋は、鎖骨の内側端(内側鎖骨)から始まり、首の側面を回りながら頭蓋骨の下部(乳様突起)に付着する長い筋帯です。左右の首にそれぞれ1つずつ存在します。

機能

胸鎖乳突筋は、頸部の小さな筋肉と連携して、頭部を左右に回転させ、左右に傾け、前後にうなずく動きを可能にします。また、バランスや姿勢の維持にも関与しています。

補助筋

胸鎖乳突筋の動きを補助する筋肉として、胸鎖筋の下に深く位置する前斜角筋や、首の後方から頭部の逆方向の動きを助ける棘下筋(splenius)があります。

外傷・症状

首の外傷は、過度の使用、急激な動き、頭部や肩部への直接的な衝撃が主な原因です。代表的な症状は、首や肩のこり・痛み、頭部への放散痛、筋痙攣、頭痛、めまい、重症例では四肢の動かしにくさなどです。

治療法

軽度の外傷は安静と固定、負傷後24〜48時間の氷冷療法が基本です。症状が続く場合はリハビリテーション運動、レントゲンや画像診断、重症例では手術が検討されます。

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