かかとの骨棘(かかとスパー)の治し方とセルフケア
かかとの骨棘(かかとスパー)とは
かかとの骨棘は、かかとの骨に異常に増殖した骨のことです。足裏の下側やかかとの後部にできることがあります。痛みや圧痛を伴い、長時間座ったり寝ていた後に症状が悪化し、時間とともに痛みが増すことが多いです。主な原因は足底腱膜炎(プランターファシア炎)で、足底腱膜はかかとからつま先まで足裏を支える組織です。かかとの後部の痛みはアキレス腱との関連が指摘されることもあります。
必要なもの
- 氷(アイスパック)
- クッション性のある快適な靴
- かかと用クッション(ヒールカップ・ヒールクレードル)
- インソール(オルソティクス)
- イブプロフェンなどの鎮痛・抗炎症薬
対処手順
ストレッチを行う。カーフ(ふくらはぎ)筋を伸ばすエクササイズは、足底腱膜の緊張を和らげ、かかと痛みの軽減に効果的です。
氷をかかとに当てる。1回10分程度を1日数回行うことで炎症が抑えられ、痛みが緩和します。
サポート力のある靴を履く。アーチサポートとクッション性のあるソールがある靴は炎症を軽減します。また、ヒールカップやヒールクレードルでかかとを少し持ち上げると負担が減ります。裸足で歩くことは避け、必要に応じて足に合わせたオーダーメイドのインソールを使用してください。
薬を服用する。市販の非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)であるイブプロフェンなどは炎症と痛みを抑えるのに有効です。症状が強い場合は医師の判断でコルチゾン注射が行われることもあります。
体重管理を行う。体重が増えると足底腱膜に余計な負荷がかかり、足底腱膜炎やかかとの骨棘の悪化につながります。適切な食事と運動で体重をコントロールしましょう。
まとめ
かかとの骨棘は適切なセルフケアと生活習慣の改善で症状を大幅に軽減できます。痛みが長引く場合は整形外科や足病医を受診し、専門的な治療を受けることをおすすめします。
