仙腸関節痛の治療法
安静・冷却・温熱療法
仙腸関節痛がある場合は、症状を悪化させる動作を控えましょう。炎症があるときは、1日数回、20分ずつ氷嚢や冷却パックを患部に当てて血管を収縮させ、腫れと痛みを抑えます。腫れが落ちてきたら、温熱パッドや温浴で血流を促進し、治癒を助けます。
薬物療法
イブプロフェンやナプロキセンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)は、炎症と痛みを抑えるのに有効です。必要に応じて医師の指示でステロイドを短期間使用することもあります。
マッサージ
専門家によるマッサージは、仙腸関節周囲の筋膜や靭帯の緊張を緩め、血行を改善します。瘢痕組織の除去にも効果が期待できます。
リハビリ運動
血流を促し、酸素や栄養を届けるストレッチや筋力強化運動が有効です。以下のエクササイズを1日数回、各10回ずつ行いましょう。
- 仰向けに寝て、膝を胸に向かって持ち上げ、背中全体を床に押し付けます。2~5秒キープしてリラックス。
- 同じ姿勢で、両膝を胸に引き寄せて下背部と股関節を伸ばします。2~5秒キープして10回。
- 足を伸ばしたまま体を左にひねり、右足を左足の前に伸ばします。右側の股関節と背中を数秒伸ばし、反対側も同様に行います。
