足の骨棘(こつきょく)の症状と対策
骨棘は体内の骨の縁にできる骨の突起です。骨棘自体は痛みを伴いませんが、神経や周囲の骨と擦れることで痛みを引き起こすことがあります。多くの場合、症状はなく数年潜伏したままです。足にできる骨棘は、神経や筋肉、足の骨を慢性的に刺激し、最も一般的な整形外科疾患のひとつです。
リスク要因
- 扁平足や極端に高いアーチ、肥満、急激な体重増加、アキレス腱の硬直がある人は骨棘ができやすいです。
- ランニングや長時間の走行を頻繁に行う人も同様にリスクが高まります。
痛み
- 足底に痛みが現れることが典型的です。朝起きたときに痛みが強く、時間とともに軽減します。安静にすると鈍い痛みに変わります。
歩行への影響
- 骨棘があると歩行が困難になります。長時間歩くと痛みが増し、長時間の立ち仕事も苦痛になることがあります。
その他の症状
- 骨棘は通常片足に限られます。両足に同時に痛みがある場合は別の原因が考えられます。
- 痛みがある部位に軽度の腫れや発赤が見られることがあります。
治療法
- 抗炎症薬の服用で症状が緩和することがあります。
- かかとのストレッチなどの理学療法が有効です。
- 夜間スプリントやインソールの使用、場合によっては3〜6週間の短足ギプス(スキーブーツ型)を装着します。
- ステロイド注射は痛みの軽減に役立ちますが、注射自体が痛みを伴うことがあります。
- 上記の方法で改善しない場合は、外科的に骨棘を除去する手術が選択肢となります。
