股関節置換術の症状と予防法
概要
股関節置換術では、損傷した関節部分を取り除き、金属・セラミック・プラスチック製の人工関節(ボールとソケット)を装着します。
感染の発生率と原因
全股関節置換術患者の約2%が術後感染を起こします。歯科治療や尿路感染、皮膚感染などから細菌が血流に乗り、人工関節に定着することがあります。
感染の主な症状
- 発熱(100°F(約37.8℃)以上)や寒気
- 股関節の痛みが徐々に悪化し、可動域が低下する
その他の症状
- 切開部や関節周囲の腫れ、発赤、圧痛
- 切開部からの膿や液体の排出
- 人工関節の緩み
合併症
感染が放置されると細菌が血流を通じて膀胱、前立腺、腎臓など他の臓器に広がり、全身性の感染症を引き起こすことがあります。抗生物質で制御できない場合、人工関節の除去手術が必要になることがあります。
感染予防策
手術前に皮膚感染や炎症がある場合は、外科医に伝えて治療を完了させましょう。また、歯科治療は細菌が血流に入るリスクがあるため、術前に計画的に行うか、必要に応じて延期してください。
