肋骨の4つの主要部位
頭部(Head)
肋骨の頭部は近位端にある丸みを帯びた構造で、胸椎の体部と横突起に接続する2つの関節面を持ちます。
関節面1:頭関節面(Capitulum)は2つのうち大きく内側に位置し、対応する胸椎の体部の関節面と連結します。
関節面2:結節(Tubercle)は小さく外側に位置し、同じ胸椎の横突起の関節面と接続します。
頚部(Neck)
頚部は頭部と体部をつなぐ部分で、扁平で後外側に向いた形状です。通常は短く、下位肋骨ではやや長くなります。
体部(Body)
体部は肋骨で最も長く、主要な部分です。頚部から肋軟骨まで伸びる平坦で曲線的な構造で、次の3つの領域に分かれます。
内側領域(Medial region)は最も厚く強固で、頭部・頚部付近に位置します。
外側領域(Lateral region)は内側領域に比べて薄く弱く、肋軟骨に近い位置にあります。
結節領域(Tubercle region)は内側領域と外側領域の接合部付近にあり、筋肉付着のために粗い表面を持ちます。
肋軟骨(Costal cartilage)
肋軟骨は薄く柔軟なヒアルロン軟骨で、肋骨の胸骨側端を胸骨に接続します。その柔軟性により呼吸時の胸郭の動きを可能にします。
