かかとの骨棘(かかとの拍車)とは?原因・症状・治療法

かかとの骨棘(かかとの拍車)の原因

かかとの骨棘は、足底の腱膜(足底筋膜)の炎症である足底筋膜炎が長期間続くことで、カルシウムが沈着し硬い突起(骨棘)となって現れます。走行、スケート、ダンスなど足底に負荷がかかる運動や、過体重、足に合わない靴の使用が主な原因です。

症状と診断

朝起きたときにかかとに鋭い痛みを感じることが多く、歩行や立ち上がりで痛みが増します。骨棘自体は痛みを伴わないこともありますが、神経や軟部組織を圧迫すると症状が出ます。X線検査でカルシウム沈着(骨棘)を確認でき、場合によってはタコや胼胝ができることもあります。

症状の対処法

安静、氷で冷やす、イブプロフェンなどの鎮痛消炎薬で炎症を抑えます。足を固定するテーピングや包帯で圧迫を和らげ、歩行が必要な場合の負担軽減に役立ちます。足底とふくらはぎの軽いストレッチや、深部組織マッサージも有効です。

長期的な治療・予防

過体重が原因の場合は体重管理が根本的な改善策です。アーチサポートがしっかりした靴やインソールの使用、毎朝の足底とふくらはぎのストレッチを習慣化すると足底筋膜の柔軟性が向上します。手術はまれで、通常は必要ありません。

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