手首の外側の痛みの原因は?
尺骨三角靭帯損傷 (UT)
尺骨三角靭帯は前腕の骨をつなぐ靭帯で、損傷すると手首の外側に激しい痛みが走ります。スポーツや日常生活の動作が困難になることが多く、場合によっては手術で靭帯を修復し、機能回復を図ります。
手首の骨折
手首の骨折は外側に痛みを生じ、握力低下や可動域制限が見られます。重度の場合はネジで固定し、最低6週間のギプス固定が必要です。
尺骨神経絞扼症
尺骨神経が絞扼されると、手首外側の痛みと手の他部位のしびれが現れます。多くは手首のガングリオン嚢胞が原因で、疼痛が改善しない場合は嚢胞の外科的除去が検討されます。
遠位橈尺関節炎 (DRJA)
繰り返しの外傷やリウマチなどの全身性疾患が原因で起こる遠位橈尺関節炎は、手首外側の痛み、関節のクリック音、可動域・握力の低下を伴います。治療は安静、NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)およびステロイド注射が中心です。
診断と治療のポイント
手首外側の痛みは診断が難しいことがあります。医師はMRI検査、患者の既往歴、視診・触診を組み合わせて正確な診断を行い、最適な治療計画を立てます。
