ヘルニアが原因で足首が上がらない(ドロップフット)になる理由
ドロップフットとは
ドロップフット(足下垂)は、膝下の筋肉が足先を上げられず、歩行時に足の裏が地面に引きずられる状態です。足首が下がり、足先が地面に接触したままになるため、転倒リスクが高まります。
椎間板ヘルニアとは
椎間板ヘルニアは、椎間板の内部にある柔らかい髄核が外側の線維輪に裂け目を通して突出する状態です。この突出部が近くの神経根を圧迫します。
神経とドロップフットの関係
腰部から足先へ走る神経根がヘルニアによって圧迫されると、足首を上げる働きをする筋肉への信号が途絶え、ドロップフットが現れます。
保存的治療
ヘルニアが原因のドロップフットは、まず椎間板ヘルニア自体の治療が必要です。理学療法やストレッチ、筋力トレーニングなどの保存的アプローチで症状が改善することがあります。
外科的治療
保存的治療で効果が得られない場合、外科手術が検討されます。代表的な手術は以下の通りです。
- マイクロ椎間板切除術(ミクロディスケクトミー):突出した髄核を除去し、神経根の圧迫を解除します。
- 孔拡大術(フォラミノトミー):神経根が通る椎間孔を広げ、神経の通路を確保します。
- 上記手術の組み合わせや、症例に応じた高度な手術。
