膠芽腫(グリオブラストーマ)について
膠芽腫(グリオブラストーマ)は、脊髄や脳に存在するグリア細胞から発生する代表的な腫瘍です。非常に侵攻性が高く、成長が速いため、診断後5年以内に死亡するケースがほとんどです。
症状
- 頭痛:患者の30%以上が最初に訴える主症状です。
- 発作(けいれん):20〜30%の患者で初症状として現れます。
リスク要因
- 放射線治療の既往歴
- 50歳以上の高齢者
- Li‑Fraumeni症候群、Turcot症候群、VHL病などの遺伝性疾患
診断
- CT(コンピュータ断層撮影)
- MRI(磁気共鳴画像)
- PET(陽電子放射断層撮影)などの画像診断が行われます。
治療
- 外科的切除
- 放射線療法
- 化学療法
治療の主目的は腫瘍の完全除去ではなく、患者の生活の質と生存期間を延長することです。
将来の展望
- 遺伝子解析:個々の患者に最適な治療法を選択するための有望な手段です。
