幼児に見られる脳腫瘍の症状
腫瘍とは異常な細胞増殖であり、ウィスコンシン州子ども病院によれば、脳腫瘍は小児に最も多い固形腫瘍です。幼児の脳腫瘍の症状は曖昧で、他の病気と似通うことが多く、腫瘍の種類・大きさ・位置・増殖速度により異なります。
大脳にできた脳腫瘍の症状
- 大脳は前頭部に位置し、学習・記憶・嗅覚・言語・運動・感覚処理を司ります。大脳に腫瘍があると、発作、言語のこもり、視力の変化、体の片側の筋力低下や麻痺、呼吸様式の変化、頭蓋内圧上昇などが見られます。
脳幹にできた脳腫瘍の症状
- 脳幹は脳と脊髄をつなぎ、嚥下・呼吸・顔面筋・舌・声帯を制御します。腫瘍があると、発作、頭痛、顔面の麻痺や筋肉の動きの低下、視覚障害や複視、呼吸の変化、頭蓋内圧上昇が現れます。
小脳にできた脳腫瘍の症状
- 小脳は後頭部にあり、バランス・筋緊張・随意運動の協調・姿勢を調整します。腫瘍があると、朝方の頭痛や嘔吐、頭蓋内圧上昇、歩行時の協調障害(運動失調)などが起こります。
頭蓋内圧上昇の症状
- 頭蓋内圧は頭蓋骨内の脳と脳脊髄液の圧力です。腫瘍の増大で圧が上がると、頭痛、呼吸・心拍数の低下、嘔吐、倦怠感、イライラ、性格変化などが現れます。
その他の症状
- 注意力や活力の低下、記憶障害、混乱、発熱、全身の不調感、感覚低下、手の震え、嗅覚や聴覚の喪失なども見られることがあります。
