閉鎖性頭部外傷の治療法

頭部を強く打ち、脳が損傷したが頭蓋骨に骨折や開口がない状態は「閉鎖性頭部外傷」と呼ばれます。開放性頭部外傷と同等に重篤になる可能性があるため、軽視してはいけません。以下はUCLA医療センター神経外科チーフレジデント、エリック・スタイナー医師の指導に基づく、閉鎖性頭部外傷の対処法です。

必要なもの

  • 十分な安静
  • 鎮痛薬(アセトアミノフェン等)
  • 医療従事者による経過観察

治療手順

  1. 中等度以上の頭部外傷が疑われる場合は、必ず神経学的検査とCTまたはMRIなどの画像診断を受けましょう。重症度が不明なときは、医師の診察を受けることが安全です。

  2. 診断後6週間は、重い荷物を持つ、激しい運動、コンタクトスポーツなどの身体的負荷を避けます。症状が改善しても、脳の完全な回復のために安静を続けることが重要です。

  3. 頭部を胴体より高く保ち、前屈や逆立ち、回転技など頭部に圧力がかかる姿勢は控えます。特に最初の6週間は頭部への血圧上昇を防ぐことが大切です。

  4. 頭痛が続く場合は、アセトアミノフェン(例:タイレノール)など出血リスクの低い鎮痛薬を使用し、アスピリン、イブプロフェン、ナプロキセンなどの抗血小板薬は避けてください。小さな出血が未診断の場合、出血を促進する薬は重大な出血に拡大する恐れがあります。

  5. 以下の症状が現れたら速やかに医療機関を受診してください:意識障害、持続的な頭痛、混乱、平衡感覚の喪失、協調運動障害、奇妙な発言、構音障害、めまい、ふらつき、失神、眠気、嘔吐、視覚障害(ぼやけ、光過敏)、発作など。これらは重篤な頭部外傷のサインです。

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