部分骨折の治療法とは?
部分骨折の治療は、患者の年齢や骨が弱くなる疾患の有無に応じて異なります。治癒期間は、骨折部位や個人差により数週間から数か月まで幅があります。
種類
- ストレス骨折:過度の使用、疾患、骨粗鬆症により骨に小さな亀裂が生じます。成人の体重を支える四肢、脊椎、足に多く見られます。
- 緑枝骨折(子どもの骨):子どもの骨は柔らかく細く、曲がって裂けやすい(緑枝骨折)。治癒は比較的早いです。
固定(Immobilization)
- 四肢、足、手の部分骨折は、キャストやスプリントで固定します。
- 脊椎のストレス骨折は、安静や背部ブレースで安定させます。高齢者の場合、さらなる損傷を防ぐため入院や介護施設で管理されることがあります。
手術
- 血流障害、代謝性疾患、骨粗鬆症などで自然治癒が遅れる場合、ピンや金属プレートで骨を固定します。
- 股関節や大腿骨に部分骨折があり、機能回復が見込めない高齢者には関節置換術(人工関節置換)を行うことがあります。
理学療法
- キャストやスプリント装着中でも、筋萎縮を防ぐための軽度の運動指導が行われます。
- 装具除去後は、ストレッチや筋力強化エクササイズを開始し、筋力と持久力が回復すれば日常活動へ徐々に復帰します。
注意点
- 骨折は神経、静脈、動脈を損傷する危険があります。長骨骨折の場合、破片が血管を塞いだり肺に飛散することがあります(メルク医療図書館)。
