鼻骨折の治療と対処法
鼻骨折の症状
鼻を打ったとき、骨折かどうか疑うことがあります。主な症状は、痛みや圧痛、鼻や周囲の腫れ、鼻血、鼻の形が歪む、目や鼻の周りの青あざ、鼻汁の増加、呼吸困難などです。
自宅でできる応急処置
鼻骨折が疑われたら、まず前かがみになり口で呼吸し、血液が喉に流れ込むのを防ぎます。破損後1〜2日間は、10〜15分おきに氷嚢を当てて腫れを抑えましょう。寝るときは頭を高く保つと腫れが軽減します。必要に応じて、イブプロフェンやアセトアミノフェンなどの市販鎮痛剤を用いますが、用法・用量は必ず守ってください。
医療機関での診察が必要な場合
多くの場合、専門医の診察は不要ですが、以下の症状がある場合は速やかに受診してください。
- 激しい頭痛や嘔吐
- 首や頭部の強い痛み、意識喪失
- 止まらない出血
- 鼻の形が大きく歪む、ねじれる
- 呼吸がしにくい
- 鼻骨が外から見えている、または透明な液体が鼻から流れ出す
閉鎖整復(クローズドリダクション)
骨や軟骨がずれた場合、外科手術を行わずに「閉鎖整復」と呼ばれる手技で矯正します。マヨ診療所によると、骨折から2週間以内に実施することが推奨されています。手技中は鎮静や鎮痛薬を投与し、医師が鼻腔を開いて専用器具で骨と軟骨を元の位置に戻します。必要に応じて、薬剤を含んだガーゼやスプリントで鼻腔を固定します。
外科手術
骨折が重度である、または2週間以上経過している場合は、外科的に骨や軟骨を再配置し、鼻の形を整える手術が必要になることがあります。鼻中隔が損傷していると、放置すると呼吸障害が永続的に残るため、再建手術が行われます。手術後の主な副作用は腫れと青あざです。
