肋骨骨折を放置するとどうなるか?
痛みと不快感
肋骨が折れると激しい痛みが生じ、日常生活が困難になります。痛みは数週間から数か月続くことがあります。
呼吸機能の低下
骨折により胸壁の動きが制限され、深呼吸や咳が痛みを伴います。その結果、浅く速い呼吸になり、肺機能が低下します。
肺炎のリスク増大
呼吸が浅くなることで肺の換気が不十分になり、痰がたまりやすくなります。これが肺炎の発症リスクを高めます。
気胸
折れた肋骨が肺を突き刺すと、肺から空気が胸腔内に漏れ出し、気胸が起こります。息切れや胸痛を伴い、重症の場合は医療処置が必要です。
血胸
肋骨骨折に伴う血管損傷で胸腔内に血液がたまり、血胸となります。血液が肺を圧迫し呼吸困難を引き起こすため、ドレナージや手術が必要になることがあります。
感染
骨折部位が適切に管理されないと感染しやすくなり、発熱や寒気、局所的な痛みが現れます。
慢性疼痛
一部の患者では、骨折後も長期間にわたって慢性的な痛みが残り、生活の質が著しく低下します。
肋骨骨折が疑われたら、早めに医療機関を受診し、適切な疼痛管理や呼吸リハビリ、活動制限の指導を受けることが重要です。
