股関節骨折の兆候
股関節骨折は、股関節の骨や大腿骨がひび割れまたは折れる深刻な状態です。外部からの力が骨の許容範囲を超えると、微細なひびが連結して大きな割れ目となります。激しい痛みが最も目立つ症状ですが、他にもさまざまなサインがあります。
太もも・股関部の痛み
最も一般的な兆候は、太ももや股関部の痛みです。骨折の部位や程度により、局所的な痛みから脚全体に広がる放散痛まで様々です。軽度のひび割れだけの場合は、痛みは軽く一過性であることもあります。
腫脹(むくみ)
特に骨片がずれた場合、股関部や脚に顕著な腫れが見られます。損傷部位への血流が増加し、体液が溜まるためです。腫れは骨折部位に限定されることもあれば、膝まで広がることもあります。
脚の短縮
骨折片が大きくずれたり脱臼したりすると、骨盤側が上がり、脚の長さが目に見えて短くなります。
体重をかけられない
痛みや不安定さのため、骨折した脚に体重をかけることが困難または不可能になります。骨がまだつながっている場合は不安定さは少ないですが、痛みは十分に強いです。
足の位置異常
股関節の形状変化に伴い、太ももの角度が変わり、結果として足が外側に向く(外反)ことがあります。特に骨片が大きくずれた重度の骨折で顕著です。
