かかとの骨棘(ヒールスパー)の治療法
かかとの骨棘とは
かかとの骨棘は、かかとの骨の裏側にできる小さなカルシウム沈着です。ほとんどは足底筋膜炎(プラントーファシィティス)と呼ばれる状態と併発します。足底筋膜炎は、足のアーチを支える足底筋膜が炎症を起こすことで、繰り返しの負荷により徐々に症状が悪化します。重症の場合は手術が必要になることもありますが、まずは以下の対策で痛みを和らげ、根本的な改善を目指すことができます。
必要なもの
- 鎮痛・抗炎症薬(例:イブプロフェン)
- アイスパック
- 新しい靴
- インソール(足底用)
- ゴルフボール(マッサージ用)
治療ステップ
- 抗炎症薬を服用する
イブプロフェンなどの鎮痛・抗炎症薬を、用法・用量に従って服用します。痛みの緩和には効果がありますが、根本治療ではありません。
- 氷で冷やす
氷嚢や冷却パックを患部に10〜15分当てます。皮膚が痛くなったらすぐに取り外してください。
- 安静にする
痛みが強い場合は無理に歩かず、負担を減らすことが大切です。症状が出たらすぐに活動量を抑えて悪化を防ぎましょう。
- 適切な靴とインソールを選ぶ
かかとの骨棘は過度の内側回転(過剰なプリオン)に起因することが多いです。足底のアーチをしっかり支える靴や、足底用インソールを使用すると痛みが軽減します。
- ゴルフボールで足底をマッサージ
椅子に座り、足の土踏まずをゴルフボールの上に乗せて前後に転がします。痛みを感じる箇所を中心に、1日数回、短時間行いましょう。徐々に圧を強くすると、足底筋膜が伸びて骨棘への緊張が緩和されます。
- ふくらはぎのストレッチ
ベッドに座った状態で脚を伸ばし、足首を背屈させてつま先を上げます。さらに足の甲を手で軽く引くと、ふくらはぎと足底筋膜が伸びます。無理のない範囲で、1日数回行いましょう。
